・1段式で高減速比が得られます。
(現行品1/50)
・入出力が同軸上にあり設計が容易です。
(平歯の多段式はオフセット、ウオームは直角など)
・小さいバックラッシ(ロストモーション)。
ガタの存在は最終製品のイメージダウン。ガタが無いと制御が容易。
(現行品のロストモーション30arc-min以内)
・減速比の累積がありません。
入力回転数を減速比分与えるとスタート時点の組み合わせ位置に戻ります。
・部品点数が少ない。
内歯車2枚、外歯車1枚、太陽軸1式なので組込みが簡単です。
・トルク容量が大きい
同時に噛合う歯数が10%程と多いので歯1枚にかかるトルクが小さくなります。
(現行品:最大負荷トルク1Nm)
・軽量・コンパクト。
材料にプラスティックを使用しているため軽量です。歯幅が全長なのでコンパクトです。
・錆びません。
太陽軸に組込んだ円筒ころはステンレス製であり、他の部品は全てプラスティックを使用しています。
波動歯車は、バックラッシュに相当するものとしてロストモーション値を用います。
ロストモーションは、波動歯車を組み込んだ状態で入力軸を固定し、出力軸アームに微小負荷(0.004Nm、0.04kgm)を正逆に与えた時の回転角です。
つまりロストモーションはバックラッシュを含むねじれ角のことです。
弊社の測定装置で説明します。
中央部に波動歯車を組み込んでいます。手前が入力軸。
出力軸にアームと高分解能エンコーダ(72,000P/R)を取り付けます。
入力軸をロックします。
一方に負荷をかけます。
カウンターをリセットします。
次は反対側に負荷をかけます。
ロストモーションは角度で”23分28秒”でした。
波動歯車をギヤケースに組込み、入力にDCモータをカップリングします。
出力軸にアーム負荷を取り付けます。
負荷となるウエイトの増減、入力回転数の増減を行い様々なパターンで試験を行っています。